自社製品を海外で生産したいけれど、良い企業をどのように探したら良いのでしょうか。
すでに取引のある協力工場がある場合は良いですが、新商品や取引、経験がない場合など、まずはいかに良いパートナー、協力工場を見つけ出せるかという事がOEM製造の成功の需要なポイントとなります。
特に台湾で自社製品の販売代理を依頼出来る良いパートナー企業を探したいが、その探し方のポイントが知りたい、良いパートナーを紹介してほしいと お問い合わせを弊社に頂く事が多いです。
過去にビジネスマッチングイベントに参加や、関連展示会に出展したり、インターネットでリサーチなど様々な方法がありますが、今回は効率的に、そして良きパートナーを見つけるためのポイントをご紹介します。
台湾でのビジネスパートナー、OEM委託先を見つける3つの方法
こちらでは主に日本に居ながらにしてビジネスパートナーを見つける方法をご紹介します。
この他にも海外の展示会を視察する方法などありますが、あくまで日本での方法を紹介致します。
1.展示会に出展、視察による発掘
一番目にご紹介するのは、やはり展示会への出展や視察による発掘をお薦めします。展示会はその業界や関連商品に興味がある人が一同にあつまる絶好の機会であることは間違いありません。日本国内はもちろん、海外からも視察に来る展示会も多く開催されています。
出展社として参加するのであれば、ブースに立ち寄る人と商談をするだけでなく、他社のブース、特に海外から出展しているブースには必ず足を留めて見学することをお薦めします。
海外からの出展社はOEM委託先となりうる可能性もありますし、また彼らの商品を購入して販売するなどの新規販売商品の仕入先としての視点も持って参加すると展示会出展もあらたなビジネスチャンスの場として活用できると思います。
弊社では海外企業の展示会サポートを行う事も多いのでよく感じることですが、日本企業は海外企業ブースには中々立ち寄らないケースも多く、話してみないとわからないようなチャンスも逃していると感じる事が多々あります。
もちろん言葉の壁もあるのですが、積極的に海外出展社のブースには足を運んで彼らの商品やサービス、話を聞くだけでも新たなチャンスやアイディアが生まれるかもしれません。
デメリットとしては、大きな展示会の開催は主に主要都市で行われる事が殆どで、開催回数も年に1回かもしくは2年に一回というものもあるりそれほど頻度が少ない点が挙げられます。
2.ビジネスマッチングイベントに参加する
民間企業や公的機関などが主催する商談会などに積極的に参加するのも一つの方法です。展示会に比べてより具体的な商品のPRや相手企業について知ることができるメリットがあります
こうしたイベントでは主催者側が通訳を用意したり、貿易に関するアドバイスを受けたりすることも可能なものがありますので、機会あれば是非参加してみることをお薦めいたします。
参加する際に気にしておきたいのは、参加目的に適していないと思われる企業と商談、面談となった場合でも可能な限り、そこで知り合った参加企業との関係は維持することをお薦めします。
将来的に新規ビジネスのパートナーや紹介なども受けることが可能性としてあるからです。弊社でも現在の海外パートナーはこうした機会にて出会った企業が多いのも事実です。
デメリットとして、展示会に比べると出会う企業が相対的にすくなる傾向が強いのですが、出会った企業としっかりと関係構築をしていくことに集中することで違った成果を得ることができると言えます。
3.マッチングサイトの利用
インターネットで検索すると沢山のサービスを見つけることができます。無償で利用できるものが多く、自社情報の登録や希望内容を入力したり、また海外メーカが会社、製品、仕事内容などを掲載したページを閲覧できるようになっているものが多くあります。
言語も日本語化されているものも多く存在していますし、インターネットであれば翻訳ツールなどを利用することで、苦手な方も殆ど困ることなく検索や入力する事ができると思います。
登録数は何千、何万というデーターベースを持っているサイトもありますので、ありとあらゆる企業、商品を検索する事ができるかと思います。
希望する商品や会社が見つかれば、そのサイトを経由して登録企業にメールを経由してコンタクトすることもできます。
実際に打ち合わせをすることなく、見積もりやOEM製作が可能かどうかを気軽に尋ねる事ができるのが、このようなマッチングサイトの一番のメリットです。
ただ一方でこのようなマッチングサイトを利用する場合には、どうしてもその企業として信頼をおけるのか、品質や納期、その後のサービスなどに自社が期待できるレベルに対応しているかを知る手段が乏しいことです。
また、インターネットを通じて提供できる、もしくは得られる情報にはどうしても限界があるため、微妙なニュアンスを伝える事が難しい点、また英語を中心としたコミュニケーションとなるため、込み入った話には向かないケースが多いです。
既に海外メーカーが製作、販売している商品をこうしたサイトを通じて購入することは容易ではありますが、このメーカーに自社が検討している商品を製作してほしいことを詳細に行うことは中々難しい事が多いのです。
やはり細かい仕様、要求を伝えるには直接話をした方が良いケースがありますので、うまくこのようなマッチングサイトを活用することをお薦めします。
UMEでは長年台湾で構築してきた様々ネットワーク、現地パートナーを通じてお客様の細かな要望にお答えできるサービスを提供しております。
パートナーを見つる時間がない、人手が足りない、経験が無いので不安などお困りでしたら是非お気軽にお問いあわせください。
お客様のご要望に沿って、最適なパートナー探しのお手伝いをさせていただきます。