これから中国OEM生産を検討するなら台湾企業へ依頼した方が良い理由

インターネット販売が猛スピードで拡大する現在、個人や中小企業が大企業と同じプラットフォームで商売できる世の中になってきました。
Amazonや楽天、メルカリ、ヤフオクなど様々な特徴のあるプラットフォームで商品を販売することが手軽に誰でもできるようになりました。
そんな中、特に個人の方や中小企業から台湾や中国でのOEM製造が出来ないかというお問い合わせが多くありますので、今回は台湾ビジネスやOEM製造委託の成功の鍵をご紹介したいと思います。

中国輸入販売をしている多くの人が利用しているアリババ、タオバオ

普段の生活で中国製製品を見ない日はないと言って良いほど、中国で作られた製品が身の回りに溢れています。多くの大手企業が中国で生産したり、または現地企業にOEM発注などをしてきました。しかしここ数年は状況が変わりつつあり、個人や中小企業がインターネットを活用しネットショップを作ったり、Amazonなどのプラットホームを活用して販売することが可能になっているのです。

インターネットで商品を販売する多くの人が利用、活用しているのが中国製品の販売です。アリババやタオバオなどといった巨大ネットショップです。

アリババドットコム

1999年に設立したアリババドットコムは、世界を代表するインターネット上の国際B2B プラットフォームサービスです。

グローバルトレード・マーケットである国際サイト (www.alibaba.com)、中国国内取引のための中国サイト (www.1688.com)、小口取引が可能な卸売サイト アリエクスプレス(www.aliexpress.com)の3つのサイトを軸に、世界のバイヤーとサプライヤーのオンラインビジネスをサポートしており、国際サイトは190カ国約3,670万、中国サイトは約7,770万のユーザーにより利用されています。

アリババドットコムは、現在中国、インド、日本、韓国、ヨーロッパ、アメリカ等70以上の都市に事業所があります。

引用:http://www.alibaba.co.jp/corp/group/list/

タオバオマーケットプレイス

2003年にオープンしたタオバオマーケットプレイス(www.taobao.com)は、中国最大のC2Cショッピングサイトです。中国EC市場において、eコマースのエコシステムの理解を促し、最高のユーザーエクスピリエンスを提供しています。

掲載商品点数8億点以上、会員数5億人以上のショッピングサイトで、アクセス数の多いサイトとして、世界でトップ20に入っています。

また、天猫Tmallとタオバオマーケットプレイスは、2012年の11月11日に、1日の流通総額191億元の最高記録を達成し、2012年の年間流通総額は1兆元を突破しました。

タオバオマーケットプレイスはアリババグループの事業です。

引用:http://www.alibaba.co.jp/corp/group/list/

この様なサイトで商品を安く仕入れ、日本に輸入し販売しているのです。実店舗で販売する方法もありますが、今ではAmazonや楽天などのプラットフォームで販売する方法が多く取られています。

主な販売方法は二通りです。

  • 中国企業が製作した完成商品をそのまま輸入し販売
  • 色やパッケージ変更、ロゴ入れなどを加えて輸入し販売

この方法は非常にシンプルな方法の為一般的になりましたが、初心者の方が活用するにはビジネスとして難しくなりつつあります。最大の欠点はだれもが簡単に参入できるので、価格競争にすぐに巻き込まれてしまう点にあります。

また最近、日本Amazonでは中国から直接から出展する販売者も増えてきており、長くそして売上を常に上げていく事は今後一層難しくなると言えます。

日本の大企業が密かに利用してきた台湾企業でのOEM製造。

一方で、日本と台湾のものづくりの歴史について振り返ってみます。日本企業の台湾進出は1950年代から始まったと言われていて、既に約70年近くの歴史があります。1945年に終戦を迎えた日本は敗戦の後に飛躍的な経済発展を迎えるのと同時に台湾でのものづくりの歴史も始まったのです。

有名なものづくり大企業で言えば、キヤノン、日立製作所、Panasonic、マブチモーター、エプソン、ヤマハ、三菱など大小含めて1000社以上の日本企業が台湾に進出してきた歴史があります。

ものづくりに携わっている方であればおわかりだと思いますが、名だたる日本の大企業から長年色々な形で日本の誇る製造技術や生産技術、そして管理方法を学んできたのが台湾企業です。

台湾食品企業の有名な企業の一つ、統一企業は創業以来日本の大企業、キッコーマンや日清製粉、ヤマト運輸や楽天などと提携してきた経緯があります。

そうした現在の台湾企業には日本企業と同等の技術、品質管理技術を持つ企業が多く存在しています。

中国でのOEM製造の歴史は台湾に比べてそれほど長くない

一方で日本企業の中国進出は1972年に取り交わされた日中国交回復以降本格的に始まったと言えます。

また中国政府による外国企業の直接投資は中国企業との合弁事業のみに限定されるなど制限が多かったものの1980後半から解放されて、この頃から日本の企業が製造コストを抑える目的に中国への進出が本格したのです。

日本企業による製造技術や管理方法の伝授という視点では、実は台湾企業と数十年の違いがあるのです。

もちろん時代とともに各日本企業における台湾企業の位置付けは変わってきたのも事実ですが、こうした日本企業とのパートナーシップに学んできた土壌のある台湾企業と連携し良い関係を構築してきたかという事が日台ビジネスの基礎となっているのです。

また中国は昨今の急激な経済成長に伴い人件費なども高騰し、進出していた日本企業も含めて海外企業が中国から撤退するという状況もあります。北京や上海に少しでも滞在すれば気づきますが、高級者や高級ブランドを持つ人々が多く、先進的な技術を急速に取り込んでいる事がわかると思います。そういった意味では中国は世界の製造拠点から消費拠点に移行しつつあるとも言えるでしょう。

台湾企業にOEM生産委託する最大のメリット

前述の様に台湾は長年、生産技術や品質管理を日本企業から多くを学んできました。

しかし、台湾企業をビジネスパートナーに選択する、もしくはOEM生産を委託するメリットはこうした技術、品質面だけではありません。

一般的に台湾は人口が2300万人程なので、マーケットサイズとしては日本と比べても20%にも満たない市場です。

しかし、台湾企業は中華文化や嗜好を熟知している事が一つ重要なポイントです。中国語を母国語とし、また好みや考え方を熟知している台湾人にとって、中国大陸という巨大市場へのアプローチは非常に容易なのです。台湾企業を通じて中国大陸への販売をすることができるのです。

中国大陸だけではありません、東南アジアでは中国から移住した華僑などの強力なネットワークも活用することが可能なのです。

台湾企業とパートナーシップを結び、技術や品質を維持しつつ、アジア全体のマーケットにアプローチする事も可能になるのです。

実際に弊社でも中国で生産を行い、日本で販売しているものが多くありますが、全て台湾企業の中国工場での生産となっています。コスト面で台湾生産では価格が合わず、台湾企業の中国工場で台湾人の管理下において品質面を維持しています。

一般的にOEM生産と聞くと中国企業の話が出てくることが多いのですが、実は身近な台湾にある優秀な企業に依頼する事も非常に大きなメリットがある選択となります。

これから初めて中国でOEM生産を検討している個人事業主の方や中小企業の方いらっしゃれば、是非一度ご相談ください。弊社では工場の選定から交渉、輸出入手続きまで一貫して対応する事が可能です。

専門のスタッフがご要望の製品について相談を承り、ご提案させていただきます。

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